美々津に場所を見つけたころ
大阪で書家の個展に行かれた写真を見せてもらいました。古代文字で天地と書かれたとのこと。なんて書いてあるのかよりも作品のチカラ強さに驚き‼️しかもなみのりしてる感じがして良いなー美々津に掛けたら映えるんだろうなって思った。一目惚れです。それからずいぶん時間が経ちましたが、このたびご縁いただき美々津にやって参りましたのでご報告致します。本日、館長1人では無理だったのでチカラもちのお客さまがこられたら和室に吊ってもらう予定です。お手伝い頂きましたなら冷たいコーヒーはサービスしますのでよろしくお願いします。
作品 天地創造のうちの2文字 天地
作者 髙橋焌扇 先生
古事記が伝える天地創造の舞台はおひさま燦々みやざき。
天の神の命により、日本の島々や多くの神を生んだイザナキとイザナミ。阿波岐原にある「みそぎ池(御池)」でイザナキがみそぎをしたり。そこはアマテラスをはじめとする尊い神々が生まれた場所の一つとされています。母を亡くして悪行を繰り返すスサノオに心を痛め、天岩戸に閉じこもった太陽の神・アマテラス。そのせいで真っ暗闇になった世界はどうだったんだろう?憂いたやおよろずの神々は相談の末、アレコレ宴を催してアマテラスが出てくるのを画策したのです。アマテラスが無事に連れ戻したお話し謂れが高千穂町にある岩戸が舞台といわれています
伝わる伝統文化継承のしきたり数々ありです。
アマテラスは孫・ニニギに、地上の世界(葦原中国)を治めるよう命令。ニニギは高千穂の霊峰に降り立ちました。その降臨の地とされる場所が、高千穂町と霧島にあります。天孫降臨の言われです
わが美々津を船出したのち数々の苦難の末に即位した神武天皇。聡明で武術にも秀でていた神武天皇は、宮崎県高原町に生まれ、今の宮崎市のしもきたかた町付近に居を構えたとされます。45歳の時、全国を治めようと決意し、日向の美々津から船出され東方へ。賊の襲来や暴風で兄を亡くすなど苦難が続きますが、初代天皇に即位し、めでたく日本を建国したといわれています。
美々津でこの書を見ながらさまざま想いを馳せる時間を過ごしていただけたなら幸いです。
ぜひ見に来てくださいませ
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